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Volunteer

IKEBUKURO TABLE は

ボランティアを募集しています!

【内容】

・子どもや地域の方々と共に、場をつくること。
・コミュニケーションをしながら、互いに尊重できる場をつくること。

 ※現在は、お弁当の配布が主になっています。

【対象】

主に大学生・大学院生など

【日時】

2024年は、毎月最終週の金曜日の15時から19時30分頃まで。

※次回は4月26日(金)15時からです!

【こんな人に来てもらえたら!】

 子どもが抱える問題に関心がある方や、コミュニティ・食品ロス・SDGs など、様々な問題に関心がある方にも参加してもらえたらと思っています。
 もちろん、「子ども食堂ってどんなところだろう?」と思って参加してもらっても大丈夫です。

ボランティアの詳細については雑誌『an an』(2019)に取り上げられた時の記事をご覧ください!→ https://ananweb.jp/news/220133/

※参考

参加希望の方・見学したいという方は、Contact ページからご連絡を!

【参考】今、大学生で、なにかやってみたいけど、一歩が出ない人へ!

 大学生活はいろいろなことに挑戦ができ、たくさん失敗しても許される、ほとんど最後の時間だったりします。ボランティアもバイトも学問もインターンもなんでも、この時期に色々なことに挑戦することは、将来必ずプラスに働くのではないかと思っていますし、私もそうだったような気がします。
​ そんな大切な時間をあまり後悔せずに過ごしてもらえるよう、皆さんの一歩を後押しできたらと思いながら書きました。時間があったら読んでみてください!

<なにをすればいいか考えている人に>

2019年12月にIKEBUKURO TABLEのグループラインで投稿していたものをここに掲載します。

 以前の子ども食堂で初めて来てくれた学生さんから、「いま大学2年で、なにすればいいかわからないんですよね」という質問を受けました。これ系の質問を昔からよくもらうのですが、正直言って自分もよくわかりません(汗。ただ、なんとなく言えることがあるので、それを紹介します。

ー 偶然性に開かれること ー

 そんな質問をくれる学生さんには、「本を読んだり、映画をみたり、芸術作品に触れたり、様々な人と話をしてみたら」と答えるのですが、これを抽象的に言うと「偶然性に開いてみたら」となります。ここでの「偶然性に開く」の意味は、例えば、毎日聴いている音楽や、好きなものだけを見たり読んだりするという「自分の興味のある範囲」ではなく、「それとは異なる範囲」のモノにも触れてみようということ。
 ではなぜ、本を読むとか人と話すことが偶然性に開かれることになるかというと、それは自分とは異なる生き方・表現・世界があることを体験することができるからです。

 イギリスのアーティスト「Oh Wonder」が、2016年に「Lose it」という曲のミュージックビデオを出しています。
 このMVを簡単に説明するとしたら次のように言えます。 

 1.たまたま参加したオーディションで、ドッキリを仕掛けられる
 2.戸惑い不安になるが、そのドッキリに乗ってみる(偶然性に自分を開く=Lose it)
 3.すると、実は結構いい感じに調和(シンフォニー)が生まれる

 「偶然性に自分を開くこと」は、「Lose it(我を忘れること)」=「自分と他者という2項対立の概念を超えること」でもあり、この動画にあるよう、はじめは不安になります。けれど、そんな状況の中、一歩踏み出してみることで、のちに「あ、こういうの好きだったんだ」「こういうのダメなんだ」と気付くことができます。
 そんな経験をしていく中で、自分とは何かについてうっすらと分かってくる。そして自分が少しずつ理解できてくれば、おのずと自分がやりたいことが見えてきたり「も」します。
(完全に自分を理解することはできません。自分の背中を自分で見ることができないように。)

 ここで大事なのは「ドッキリに乗る」こと。そして、どんなドッキリに乗るかを判断する時に問われるのが、その人のセンス。センスは、それこそ色々な本なり音楽なり芸術作品なり人に出会うことで磨かれます。(自分がセンスあるかのように書いてますが、ダメダメです(泣))
  
 生きていく中で、必ずそんな「ドッキリ」が訪れます。そんな時に、いかにセンスよく乗るかは、その人の日頃の積み重ね次第。偶然性に開いて、いろいろな経験ができる時間を十分にとれるのは、学生の時しかありません。皆さんには、そんな時間を大切にして欲しいなと思っています。

参考
1.「脳にとっての大切な栄養、「偶有性」を解説します。」茂木健一郎 https://youtu.be/yvrJgRr7pbw
2.「観光客が平和への鍵?哲学者・東浩紀が思い描く軍事侵攻後の世界とは」東浩紀 https://00m.in/RPomn
3.「『階級を固定する』ネットの統制から逃れる方法」東浩紀 https://www.gentosha.jp/article/21238/

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